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大人になってからの友達選び・失敗しないようにするコツ

こんにちは。

婦人科系の病気、自律神経の問題などでお悩みの方や。
あなたの中に秘められたセルフヒーラーとしての力を覚醒させ、自分で自分の人生を変える技術や考え方を学びたい方におすすめの手当て気功ヒーリング菊地屋代表の菊地です。(プロフィール

子どもの頃、友達選びで失敗した経験がある人は少なくないと思います。

 

失敗した経験はその後、どんな人と付き合うべきか、どんな人とは付き合わないほうがいいのかを見極めるスキルにつながっていくので、とても重要な経験ではあるのですが、大人になってまでそんな失敗をするのは、できれば避けたいところですよね・・

 

ということで今回は、「大人になってからの失敗しない友達選びのコツ」についてお伝えしていきたいと思います。

 

後半でおすすめの本もご紹介しておりますので、そちらもよろしければ参考にしてください。

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大人の友達選びで失敗しない方法

 

いきなり結論を言ってしまいますが、大人になってからの友達選びで失敗しないようにする最大のコツは、「大人の付き合いができそうな人を見極めて友達になる」ことだと考えています。

 

当たり前じゃん!と思うかもしれませんが、意外とここでつまづいている人が多い気がします・・

 

大人の付き合いは、文字通り、自分も相手も大人でなければ成立しないものですから、相手が「大人の付き合いができそうにない子どもっぽい人」なのか「大人の付き合いができそうな人」なのかを予め見極めることが、単純ですが一番大切なことなのではないでしょうか。(※大人の付き合いができそうな人を見極めるコツは後ほどご説明します。)

 

つまり、友達になってからよりも、友達になる前の段階が重要ということですね。

理想的な大人の付き合い(関係)とは

 

では「大人の付き合い」ってなんでしょう。

 

いろいろな考え方があると思いますが、個人的には「相手は相手、自分は自分」という分別をわきまえた関係のことだと考えています。

 

例えば、相手の考え方が自分と違っていたとしても、その違いについて、「なぜそう思うのか」「なぜそうするのか」を話し合うことはあっても、相手の価値観を頭から否定したり、自分のほうが正しい!と感情的になるわけでもなく、「自分とは違うけど、この人はこう考えてるんだな」と自然と受け入れられるような関係をイメージしてもらうといいかもしれません。

 

無理に相手に合わせる必要もなく、「自然な自分のまま相手と付き合える」ので心地よく気楽な関係。

 

それが理想的な大人の付き合いなのではないかと思います。

理想的な大人の関係は、お互い大人同士でないと成立しない

自然な自分のまま相手と付き合える心地よい大人の関係は、理想的な人付き合いの形と言えると思いますが、実際にそういう関係を作ることは簡単なことではありません。

 

なぜなら、そのような関係は「相手が大人だからこそ築くことができる」ものであって、例えば相手が、自分の価値観を押し付けてガンガンマウンティングを取ってくる人や、自分に合わせないと怒ってしまうような子どもっぽい人だと、残念ながらこういった関係が成立することはないからです・・

 

そして、ここで再び冒頭の結論に戻るのですが、だからこそ、できるだけ「大人の付き合いができる人と友達になる」ことが友達選びで失敗しない最大のコツと言えるわけですね。

 

どんな人と付き合うかを決める段階で、「相手は相手、自分は自分」という分別をわきまえていて、大人の付き合いができそうな人を探すことができれば、心地よい理想的な人間関係を築ける可能性が高くなるはずです。

分別をわきまえていて、大人の付き合いができそうな人の特徴

 

では、大人の付き合いができそうな人とは具体的にどんなタイプの人なのでしょう。

 

「人を見る目に自信がない・・」という人もいると思いますので、職業柄(プロフィール)これまで沢山の人をカウンセリングしてきた僕が考える、大人の付き合いをしやすい人の特徴を「1つ」を挙げてみたいと思います。(他にもいろいろな特徴があると思いますが、わかりやすくするためにあえて1つに絞っています)

 

それは「ひとりの時間を大切にしている人」です。

ひとりの時間を大切にしている人は、なぜ付き合いやすいのか

 

ひとりの時間を大切にしている人は、自分が好きなものや好きなことをとても大切にしています。

 

それは、自分の価値観を大事にしているということです。

 

ですので、他人から価値観を押し付けられたり、一人の時間を邪魔されることを極度に嫌う傾向があります。

 

その一方で、自分がされて嫌なように、「相手の価値観を否定することを嫌う」人が多いのです。

 

「精神的に自立している」と言ってもいいかもしれませんが、ひとりの時間を大切にできる人は、「自分は自分、他人は他人」という分別をわきまえているので、マウンティングしたり、価値観を押し付けてくるような人はほとんどいません。

 

特に「いつもひとりでいる」というわけではなく、それなりに人との交流もある中で、同時に自分の時間も大切にできるタイプの人は、人生経験が豊富で話も面白く、落ち着いていて素敵な人が多い印象があります。

 

無理に相手に合わせるのではなく、お互いの価値観を尊重し合えるような人間関係に憧れているのであれば、ひとりの時間を大切にできるタイプの人と友達になるのが近道かもしれません。

ひとりの時間を大切にしている人と仲良くなる方法

 

では、ひとりの時間を大切にしている人と仲良くなるためにはどうすればいいのでしょうか。

 

これにはシンプルな答えがあります。

 

それは、自分自身もひとりの時間を大切にできるような人になることです。

 

なぜなら、前述したように、ひとりの時間を大切にしている人は、価値観を押し付けられたり、一人の時間を邪魔されることを極度に嫌うため、自分と同じように「相手は相手、自分は自分」という精神的に自立した感覚を持った人と付き合う傾向があるからです。

 

つまり、自分自身がひとりの時間を大切にできるようになってくると、だんだんそういう人たちと出会ったり、付き合える可能性が高くなっていくということですね。

 

やはり、一人でも人生を楽しめるような自立心を持った人たちと友達になるためには、自分もそういう生き方に近づくための「練習」が必要になってくるのではないかと思います。

 

まさに「類は友を呼ぶ」というやつですね。

他人の価値観を尊重できる人になる方法

 

ひとりの時間を大切にすることを意識し始めると、少しずつ「ひとりの時間って素敵だな、心地いいな」ということが肌感覚でわかってくるはずです。(他人に気を使うこともないですし、すべて自分のペースで動けますからね。)

 

それに伴い副次的にわかってくるのが、人の価値観や生き方を否定しないことの大切さです。

 

ひとりの時間を大切にできるということは、「自分の好きなことやもの=自分の価値観を大切にしている」ということです。

 

つまり、自分の価値観を大切にできる(大切さがわかる)人だからこそ、人の価値観の大切さもわかるわけですね。

 

ですので、他人の価値観を否定してしまったり、マウンティングしてしまう自分を変えたい人は、まず「自分の価値観を大切にする練習」から始めてみてはいかがでしょうか。

 

そして、その具体的な方法論として提案したいのが、「ひとりの時間を大切にする」ということなのです。

ひとりの時間を大切にする練習を始めたいそんな人におすすめの本

 

ひとりの時間を大切にする練習を始めたい人におすすめの本があります。

 

それは「ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山」(月山もも)という本です。

タイトルにあるように、基本的に「ひとりでお酒(食事)や温泉や登山」を楽しむ方法について書かれた本なのですが、お酒や温泉や登山に興味がない人にも是非おすすめしたい内容になっています。

 

なぜならこの本は、「よくいえば慎重、悪く言えばビビり」と自ら語る著者が、まるでロールプレイングゲームでどんどん強い敵を倒していくかのように、ひとりの時間を楽しめるようになっていく成長物語でもあるからです。

 

高校生の時にドキドキしながら入った老舗コーヒーショップの話や、婚活で出会った人との縁でハマっていった登山の話、死後の安楽と往生を祈る山とお父さんとの別れの話など、「これは私小説なのか?」と思えるほど引き込まれてしまう物語が心地よく、自然とページが進んでいくはずです。

 

そして気づいた時には、「私もひとりの時間を大切にしてみたい!」という気持ちが自然に湧き上がっているのではないかと思います。

 

とても素晴らしい本なので、これから「ひとりの時間を大切にしていきたい」と思っている人は是非読んでみてください!

 

最後に、本の中で僕が心を動かされたり共感した文章をいくつか引用しておきたいと思います。

 

誰かと一緒のときは会話に気を取られてしまって、
見たものや食べたものの印象が薄くなってしまうことがあります。
ひとりなら絶景や料理と一途に向き合えるので、
記憶も鮮明に残りやすいのです。

 

体育やホームルームで「好きなもの同士でグループになれ」と言われる瞬間がいつも恐怖でした。
どこかのグループに潜り込めたとしても、常に息苦しさがついて回るのです。
「ひとりになりたくない」ために無理矢理誰かと一緒にいるのは、ひとりでいるのよりずっとつらいことだと、その頃から考えていたように思います。

 

「ひとりでも飲みに行きますよ」という話を職場などでしたときに「それの何が楽しいのか、 ぜんぜんわからない」と言われたことが何度もあります。
理由を聞くと「食事がおいしいと思ったとき、そのおいしさを共有できる相手がいなかったら楽しくない」からだそうです。
私の感覚だと「人と共有しなければ楽しくないことって、本当は、別に楽しくないのでは?」と思ってしまうのですが、どうやらそういう「楽しむときは誰かと一緒がいい」「誰かと一緒だからこそ楽しい」と考える人は一定数いるようなのです。

 

いきなり富士山や北アルプスなど標高の高い、距離も長い山を登ってしまう方の話をたまに聞きますが、それはもったいないことだと私は思います。
経験のある人に連れていってもらえば、登山の経験がなくても体力があればレベルの高い山に登ることも不可能ではありません。
ですが「最初は高尾山でへばっていたのに、いつの間にかこれほど長い距離を歩けるようになっていた!」という「自分が徐々に強くなっていく」ような感覚。
喩えるならRPGで 旅をするうちにレベルアップしていくような感覚を現実世界で感じられることが、私が登山に夢中になった理由の一つだと思うのです。

 

「ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山」から引用

まとめ

 

ということでとてかなり長くなってしまいましたが、これまでの流れをまとめておきたいと思います。

 

①大人の友達選びで失敗しない最大のコツ

できるだけ「大人の付き合いができる人と友達になる」こと

 

②理想的な大人の付き合い(関係)とは

「相手は相手、自分は自分」という分別をわきまえた関係のこと=無理に相手に合わせる必要もなく、「自然な自分のまま相手と付き合える」ので心地よく気楽な関係。

 

③理想的な大人の関係は、お互い大人同士でないと成立しない

どんな人と付き合うか決める段階で、「相手は相手、自分は自分」という分別をわきまえていて、大人の付き合いができそうな人を探すことができれば、心地よい理想的な人間関係を築ける可能性が高くなる

 

④分別をわきまえていて、大人の付き合いができそうな人の特徴

ひとりの時間を大切にしている人

 

⑤ひとりの時間を大切にしている人は、なぜ付き合いやすいのか

ひとりの時間を大切にしている人は、価値観を押し付けられたり、否定されたり、一人の時間を邪魔されることを極度に嫌う傾向がある。

その一方で、自分がされて嫌なように、「相手の価値観を否定することを嫌う」人が多い。

「自分は自分、他人は他人」という分別をわきまえているので、マウンティングしてきたり、価値観を押し付けてくるような人はほとんどいない。

 

⑥ひとりの時間を大切にしている人と仲良くなる方法

自分自身がひとりの時間を大切にできるような人になる

 

⑦他人の価値観を尊重できる人になる方法

ひとりの時間を大切にすることを意識し始めると、副次的に人の価値観や生き方を否定しないことの大切さがわかってくる。

ひとりの時間を大切にできるということは、「自分の好きなことやもの=自分の価値観を大切にできる」ということ。

つまり、自分の価値観を大切にできる(大切さがわかる)人だからこそ、人の価値観の大切さもわかる

⑧ひとりの時間を大切にする練習を始めたいそんな人におすすめの本

「ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山」

 

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