手当て気功ヒーラーのキクチです。
この記事では、ヒーラー歴(約20年)のぼくが、誰でも簡単に自分で自分を癒すことができる体を温める方法・セルフケアを紹介します。
・自宅で比較的簡単に冷えを改善する方法を知りたい人
・自律神経やホルモンバランスの乱れを整えたい人
・心と体の緊張を緩和して、少しでもリラックスしたい人
血液の流れが悪いと、気の流れも滞り、エネルギーが重くなってきます。
なので、エネルギーを軽くするためにも、できるだけ血流を良くしておくことが大切です。
とはいえ、
- 運動して肺活量を高める
- 筋トレで筋肉を増やす
- 食生活を見直して血液をサラサラにする
そういった根本的なアプローチによって血流を改善するのはなかなかハードルが高いものですよね…
そこで、比較的、簡単に血流を改善できるおすすめの方法として、「湯船につかる」ことと「湯たんぽ」を提案したいと思います。
※おすすめの湯たんぽについては次の記事で紹介します。
湯船につかることの効果・メリット
湯舟にゆっくりつかることはとても大切です。
血流が良くなることでで気の流れも改善しますので、エネルギーを軽くすることができます。
メリットとしては
- 冷えの改善
- 疲れが取れる
- 自律神経やホルモンバランスの乱れが整う
- 免疫力が高まる
- 睡眠の質が高まる
- 体だけでなく心も温まり、ほっとしてリラックスできる
といった効果も期待できます。
個人的には、相性が合わない整体師やマッサージ師に施術を受けるよりも、自宅のお風呂に30分つかるほうが、はるかに効果的なセルフケアになると考えています。
湯船につかる効果・メリット・疲れが取れる
血流が改善し、老廃物が排出されやすくなるため、とにかく疲れが取れやすくなります。
ゆっくり湯舟につかった日とシャワーだけで済ませた日では、翌朝、目覚めた時の感覚が全然違うことがわかるはずです。
湯船につかる効果・メリット・免疫力が高まる
人の体は、ウイルスや細菌、毎日5000個近く発生するといわれる癌細胞などに日々脅かされていますが、そういった脅威から体を守ってくれているのが「免疫」です。
免疫力が低下すると、病気になりやすくなったり、回復力が落ちて、風邪がぜんぜん治らない…といったことが起こったりします。
なので、できるだけ病気にならないためにも、病気を改善するためにも、免疫力を高めることが大切です。
免疫力を高める方法はいろいろありますが、おすすめなのは、湯舟に入ることで「腸」の血流を改善し、機能を高めることです。
なぜなら、腸には「免疫細胞の6割以上」が集中していると言われているからです。
つまり、湯舟で腸を温めて機能を高めれば、免疫力も高まりやすいということです。
腸は、物理的に細菌やウィルスが侵入しやすい「口」とつながっているので、常に外敵にさらされています。
そのため、腸に沢山の免疫細胞を配置することで、合理的に体を守ろうとしてくれているのです。
湯船につかる効果・メリット・自律神経が整い睡眠の質が上がる
自律神経には、交感神経と副交感神経の2つの異なる神経系が存在します。
ストレス、不安やイライラを感じると、交感神経が優位になるので、ストレスがたまりやすい現代人は、自律神経が乱れやすく、特に「交感神経」が優位になってしまっている人が多いといわれています。
なので、過剰な交感神経のたかぶりを抑えてあげる必要があるわけですが、そのための簡単な方法が湯船につかることなのです。
なぜなら、湯船につかることで、交感神経から「休息の神経」と呼ばれている副交感神経に切り替わりやすくなるといわれているからです。
「休息の神経」という言葉どおり、副交感神経は睡眠を司っている神経なので、湯舟につかることで自然と睡眠の質が上がることが期待できます。
(湯船につかると眠くなる人が多いのもそのためです)
湯船につかる効果・メリット・リラックスできる
脳には、島皮質(とうひしつ)と線条体(せんじょうたい)いう部位があります。
この部位は、体が温かさを感じた時と、心が温かさを感じた時、「その両方で反応する」ことがわかっています。
そのため人は、体で感じる温かさと心で感じる温かさを「混同しやすい」そうです。
つまり、湯船で体を温めることは、心を温めることにもつながる可能性が高いということです。
裏を返すとそれは、体が冷えている状態は、心を冷やすことにつながってしまう可能性が高いということでもあります。
ですので、もしかすると漠然とした不安や恐怖、孤独感など、ネガティブな感情が生まれる原因の一つとして、「体の冷え」が関係しているのかもしれません。
体を温めるのと同時に心を温めて
- ほっとする
- 落ち着く
- 安心する
といった感情を増やしたい人は、ぜひ湯船につかってみてください。
湯船につかる時間は何分?
もし可能であれば、「20分以上」を目安にするといいかもしれません。
というのは、免疫力を高めるためには腸を温める必要があり、内臓の血流を改善するためには、それくらい時間がかかるという考え方があるからです。
とはいえ、5分でも10分でも、湯船につかる効果は絶大なので、あまり難しく考えず、心地よく感じる時間(心と体が軽く感じる時間)で大丈夫です。
湯船につかることが好きな人で、心と体が軽くなるならば、1時間でも2時間でも、いくらでも長風呂すればいいと思います。
ただ、長く湯船につかる場合は、水分補給に気をつけて、途中で半身浴に切り替えるなどしつつ、湯あたり(のぼせ)しないように気をつけてくださいね。
湯船につかる頻度は?
毎日でもいいですし、忙しい人は週末だけでも全然大丈夫です。
疲れた時限定でゆっくり湯船につかるのもありだと思います。
いくら毎日湯船につかったとしても、その行為が~すべき。~しなくてはならない。という発想からくるものなら、エネルギーは重くなってしまいます。
なので、あくまでも自分にとってしっくりくる無理のない頻度を選んでください。
頻度が少なくても、自分の心と体が軽やかでいられる、自分らしいほうを選んだほうが、結果的にエネルギーは軽くなりやすいですからね。
まとめ
ということで、湯船につかる効果・メリットについてお伝えしました。
これだけ当たり前のように、自宅にバスタブが設置されている国は日本くらいですから、利用しない手はないと思いますよ。
それでは次の記事で「湯たんぽ」について紹介したいと思います