以前、相談に乗る時のコツと大切なこと【メンタルケアのプロが解説】という記事を書きましたが、今回も「相談」というテーマで記事を書いていきたいと思います。
「誰かの相談に乗ってあげたい」と思うこと、つまり「相手の力になってあげたい」という気持ちは尊いものです。
しかし、注意したいのは、そういった一見良いことのように思える行為の裏側に、下心を隠し持っている人間も存在するということです。
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相談に乗るという行為の裏側に「隠れているかもしれない」下心
人から相談を受けるという体験は、「人から必要とされている」という、一時的な快感をもたらすことがあります。
承認欲求を満たしてくれるこういうタイプの快感って、結構クセになるものなので、その快感を得るために、自ら進んで相談を受けようとする人も、世の中には結構います。
コンプレックスが強くて、自分の存在価値を信じられなかったりすると、「無意識にその不足感を埋め合わせようとする」のが人間ですからね。
僕の個人的な経験では、「なんでも私に相談してね!」とか「困ったことがあったらなんでも言って!」などと、過剰に善意の押し売りをしてくるような人たちの中に、そういったタイプが多かった印象があります。
人を見る目を鍛えることの重要性
[こんなことを書くと、「善意は素直に受け取った方がいい」とか「そんなに人を疑ってはいけない」と思う人もいるかもしれませんけど、過剰に善意を押し売りしてくる人の中には、残念ながら、かなり面倒くさいタイプの人がいるのですよ・・
ですから、善意のように見える行為には、さまざまな下心をすっぽり覆う、隠れ蓑としての機能があることを、世間知(処世に必要な知恵)として知っておいたほうが無難なのではないかと思います。
実際、なんらかの下心を持っている人間は、「善人のフリをして目の前に現れます」からね。(やり手の詐欺師ほど、いい人を装うらしいですし・・)
なぜ、こんなことを書くのかというと、本当の善人と下心ある善人の違いを見分ける目を鍛えておいた方が人間関係で苦労しないからです。
人を見る目を鍛えておけば、問題のある人に近づかないで済みますからね。
人を見る目を、簡単に鍛えることはできないかもしれませんが、少なくとも、知識として、警戒した方がいいタイプの人間の特徴を知ることはできます。
大抵の悩みは、人間関係に基づくと言われているわけですから、人と知り合う時に、どんな人間かを判断できるに越したことはないはずですしね。
偽物の善意を見分けるコツ
善意の裏側に、自分の承認欲求を満たしたいとか、コンプレックスの穴を埋めたいといった欲求を隠している人を判別するのは、ある程度、感受性が強い人にとっては、そこまで難しいことではありません。
なぜなら、そういう人からの申し出を断った場合、「怒り」という分かりやすいエネルギーの感情を発してくることが多いからです。
(せっかく助けてあげようと思ったのに・・といった感じで)
「快感を得たいと思ってるのに与えてくれない」という状況に出くわした場合、大抵の人間は、「怒りの感情が現れる」ものですからね。
怒りの感情のエネルギーはとても強いので、それが現れた時には、一瞬でその場の空気が変わりますから、大抵の人は気づくはずです。
つまり、相手から何かしらの申し出を受け、それを断った時に「怒りやイライラの感情が溢れ出てしまっている人」の善意は、本物の善意ではない可能性が高いのではないかと思います。
一方で、本当に善意で動いてくれようとしてくれる人は、その行為を断ったとしても怒るわけがありませんし、「何かあったらいつでも声かけてね」みたいな感じで、さらっと気配りをしてくれるはずです。
申し出を断った時に怒ってしまうような人は、自分の価値観を押し付けたいだけの人か、前述したように、自分の承認欲求を満たしたい人か、コンプレックスの穴を埋めたい人の可能性が高いので、距離を取ったほうが無難かもしれません・・
あなたも、以下のようなことを言われて、断るのに気を使った経験があるのではないでしょうか。
「相談に乗ろうか?」
「私が代わりに言ってあげようか?」
「私が使ってるサプリ紹介してあげるよ!」
「私がお世話になってる先生を紹介してあげるよ」
「すごく効果的な健康法があるのよ」
「何年、彼女(彼氏)いないの?紹介してあげようか?」
「おすすめの婚活サイトがあるのよ!」
など・・
悪気がないことはわかるんですけどね・・
世の中には、頼みもしないのに善意の押し売りをしてくる人は結構いますので、その人が本当の善人なのかを見極める手段を持っておくことは結構大切なのではないかと思います。
まとめ
申し出を断った時に怒ってしまうような人は、自分の価値観を押し付けたいだけの人か、自分の承認欲求を満たしたい人か、コンプレックスの穴を埋めたい人の可能性が高い。
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