「他人の意見に流されてしまう・・」
「人から意見を求められてもなんのアイデアも湧かない・・」
そんな人のために、今回は自分の心の軸を見つける方法についてお伝えしていきたいと思います。
自分の軸を持つイメージ
いきなり自分の話になってしまい恐縮なのですが、僕はあまり人の言うことを聞きません・・
ポジティブに捉えればそれは、情報に振り回され難いということでもあるかもしれませんが、悪く言えば、融通が利かないところがあるのかもしれません。
しかし、自分が興味を持てる人を見つけることができれば、進んでその人から学ぼうとする気持ちは強いほうだと思います。
読書であれば、興味をもった著者がいると、とりあえず飽きるまでその人の本をどんどん読みます。
それ以外にも、その著者はどんな人で何が趣味なのか、ブログはあるのかなど、いろいろと調べてみて、あらゆる方向から情報を集めます。
こういった作業を繰り返していると、興味を持った人物が自分の中に取り込まれてくる感覚があります。
実際、興味を持った相手から、強い影響を受けている期間、僕が書く文章や発言は、明らかに、その人物に近くなっている自覚があります。
これまでの自分が壊れ、新らしい自分が再構築される感覚は、何度味わってもとても刺激的な体験です。
この「再構築する」というプロセスが自分の軸を作っていく上でとても大切です。
ごっそり入れ替えるとか、取り替えるとか、そういうことではなく、自分の考え方や価値観という軸はそのままにして、その軸に肉付けしたり、そぎ落としたりするイメージです。
自分の軸がないと心を乗っ取られてしまう
しかし、世の中見渡すと、それができない人が多いように思えます。
例えば、誰かの本ではこう言っていたけど、次に読んだ本では正反対のことを言っていた。
どっちが本当なんだろう・・と振り回され続けてしまう。
自分の軸が無いと、新しい情報を知る度に鵜呑みにしてしまい、その情報に心を乗っ取られてしまうのです・・
しかし、自分の軸があれば、「この人はこう言ってるけど、私はそう思わない」と、冷静な対応ができます。
自分の軸を見つける方法
自分軸を持つためには、「私はこう思う」「私はこう感じる」という意見を明確にしていくことが大切です。
自分には精神的な軸がない・・と思う人は、とりあえず、さまざまな考え方、物や現象、人などを、「好きか嫌いかに分けてみる」ことから始めてみてはいかがでしょう。
「この人は好き」「この人は嫌い」
「この考え方は好き」「この考え方は嫌い」
「この色は好き」「この色は嫌い」
「この場所は好き」「この場所は嫌い」
など、自分の気持ちをしっかり認識していくことで、少しずつ「自分の本音」がわかっていき、「私はこう思う」「私はこう感じる」という意見がどんどん明確になっていきます。
あとは簡単で、できる範囲の中で自分の好きなものを生活の中に取り込んでいき、嫌いなものをできるだけ減らしていくだけです。
まずは、あらゆる物事を好きと嫌いに分けることで自分の本音を知り、その本音に対して嘘をつかない生き方をするために、好きなものを増やし、嫌いなものを減らすのです。
自分の本音に沿った自分らしい生き方を選べるようになっていくと、自然と自分の軸ができていくはずです。
まずは、さまざまな考え方、物や現象、人などを、「好きか嫌いかに分けてみる」ことから始めてみましょう。
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