
手当て気功ヒーラーのキクチです。
年々「自分の頭で考えられる人」が力を発揮しやすい世の中になっているのを感じます。
自分の頭で物事を考える力を鍛えていけば、情報に振り回されたり、人から騙されるようなリスクも減るでしょうし。
何よりも、自分らしい生き方ができるようになるので、ストレスが激減し、生きることが楽になっていくはずです。
このように、自分の頭で考えることは良いことづくめなのですが、実践しようと思うとなかなか難しいものです…
ということでこの記事では、たくさんのクライアントさんたちの心の裏側を読み解いてきたヒーラー歴(約20年)のぼくが、自分の頭で考えることが苦手な人が多い理由や、考える力を鍛える方法などについて考えていきたいと思います。
・自分で考える力がないほうかも…と感じている人
・自分で考える力を鍛える方法を知りたい人
考える力がない…その主な原因とは
自分で考えることは難しい…その苦手意識の始まりは学校教育?
結論からいうと、おそらくその主な原因は、子どものころから受けてきた「学校教育」の中にあるのではないかと考えています。
「教えられたことを、教えられた通りに回答しなければ減点されてしまう」のが既存の学校教育なので、その中で、本来誰もが持っていたはずの「自分で考える力」がなくなってしまうのだと思うのです・・
学校では、基本的にテストの点数で成績が決まるわけなので、そうなると「とりあえず教えられたことを暗記するだけでいいかな…」と子どもが思うの当然です。
むしろ賢い子ほど、成績を上げることに特化していく傾向があるので「賢い子ほど自分の頭で考えることが苦手になっていく」ということが少なくありません…
ということで、こういう教育を受けてきた子どもが大人になった時に、「自分の頭で考えることができず、教えられたことしかできなくなってしまう」というのは、ある程度仕方ないことだとも思うのですね・・
子どもの自分で考える力の成長を奪う大人の存在
既存の学校教育では、好奇心が強く、本当の意味で学ぶ意思が強い子どもほど、息苦しい思いをすることが多いようです。
例えば、「1+1ってなんで2なの?」
もし、そんな疑問を持った子が、「1+1がなぜ2になるのか詳しく教えてください!」としつこく先生に質問したら、場合によっては授業の進行を妨害しているとも取られかねないわけですからね…
とはいえもちろんこれは、学校の先生が悪いわけではないです。
一人で沢山の生徒を見なくてはならないわけですからね。
ただ、「なぜだろう?不思議だな~」という好奇心は、自分で考えるということの出発点として最も大切なはずなので。
子どもの「なぜ?」に対して、毎回真剣に相手をしてくれる大人があまり多くないということは、子どもたちの自分で考える力の成長を阻害する一つの要因といえるかもしれません…
「なんでだろう?」という好奇心があるからこそ、自分の頭で考えることができるわけですからね。
とはいえ、自分で考えるのが苦手なことを教育のせいにすることはできない
このような教育を受けてきたことを考えると、教えられたことはできても、自分の頭で考える力がない人が多いのも仕方ないような気がしてしまいます…
じゃあ、全て学校教育のせいにしていいのかと言えば、それはもちろん違います。
例えば、趣味や恋愛、部活や勉強、仕事など、これまで一生懸命何かに取り組んだ経験がある人であれば、目的を達成するためには、教えられたことをやっているだけではダメなこと。
自分の頭で考えて行動することが必要不可欠なことに気付けたはずです。
そういう意味では、厳しい言い方になってしまいますが、これまでそのことに気づくことができなかったとすれば、もしかすると、物事に取り組む姿勢がちょっとだけ甘かったのかもしれません…
自分の頭で考えるための練習方法
では、どうすれば考える力を鍛えることができるのでしょう。
このブログでは、自分の頭で考える力を鍛える練習方法として、「かるむ」というメソッドをおすすめしています。
かるむとは
古くからさまざまな形で伝えられてきている
自分が発したものがいつか自分に返ってくる(現実化する)
という考え方を前提に自分のエネルギーを徹底的に軽量化していくことで、
ネガティブで重い現実を軽やかに変え、
自由で自分らしい人生を引き寄せるための生き方、方法論のことです。
かるむを実践する上での重要なワークの中に、「自分の感覚に従って物事を選ぶ」というワークがあります。
例えば
- どんな人と付き合うのか
- どんな場所に行くのか
- どんなものを飲み食いするのか
- どんな服を選ぶのか
- どんな髪型にするのか
- どんな風に考え思考するのか
- どんなふうに仕事をするのか
- どんなふうに自分と向き合うのか
など、人生のあらゆる場面で、できるだけ自分の心が軽くなるほうを選ぶようにするのです。
その他にも、セルフヒーリングや瞑想などの技術によって、自分と向き合う機会が増えますので、主体性が高まることとともに、自分で考える力も身に付いていくはずです。
ということで、自分の頭で考えることが苦手な人が多い理由や、考える力を鍛える方法についてお伝えしてみました。
自分で考えるということは、あらゆる問題の答えを、世間や他の誰かに問うのではなく、「自分と向き合い、自分に問う」ということです。
つまり、自分と向き合う練習をすることが、自分で考える練習にもなるわけですね。
あまり自分と向き合うことができていないと感じる人は、かるむで、自分と向き合う練習をはじめてみませんか?
まとめ
・自分で考えることは難しい…その主な原因は、子どものころから受けてきた「学校教育」の中にある可能性が高い
・自分で考えるということは、あらゆる問題の答えを、世間や他の誰かではなく、「自分と向き合い、自分に問う」ということ
・自分で考える練習とは、自分と向き合う練習でもある